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日経記事;『「貿易戦士」の熱きエール デジタルの「青い海」を見よ』に関する考察 [海外市場・販路開拓]

                  2022年3月17日

皆様、

こんにちは。

グローバルビジネスマッチングアドバイザー 山本 雅暁です。

 

317日付の日経新聞に、『「貿易戦士」の熱きエール デジタルの「青い海」を見よ』のタイトルで記事が掲載されました。

 

本日は、この記事に関して考えを述べます。

本記事の冒頭部分は、以下の通りです。

『資源も食糧も輸入に頼る日本は輸出で稼ぐ必要がある。そんな危機感をかつて官民は共有した。1967年に設立された「貿易大学校」はその象徴だ。正式名は貿易研修センター。静岡県富士宮市の施設で官庁や商社、銀行、メーカーの幹部候補が丸1年共同生活し、国内外の講師から学んだ。。。』

 

私がこの記事に興味をもったのは、記事の後半に以下の記載があるためです。本記事によりますと、国内中小企業の中で輸出を行っているのは全体の2割であり、売上高の輸出比率は3%台にあるとのことです。

 

これが事実だとすると、多くの国内中小企業は、新規の需要創出機会を見過ごしていることになります。

 

私が、10年強の間、ベンチャーや中小企業の輸出事業実現・拡大を支援した経験で言いますと、輸出は決して難しいことではなく、どの企業でもやる気と知恵を絞れば実現できます。

 

しかも、今はインターネットやITが普及していますので、これらのプラットフォームや各種ツールをフル活用すれば、低コストで輸出事業の実現・拡大が可能です。

 

例えば、海外への情報発信や広告宣伝は、英語などによる海外向けWebサイトをインターネット上にアップロードして、当該サイトからメッセージを海外に発信することで可能になります。

加えて、上記海外向けWebサイトと並行してSNSで情報発信するやり方も有効です。

 

海外販路開拓・集客のやり方も、インターネットをフル活用して、比較的容易に実現できます。

 

海外向けインターネット通販の仕組み利用も、海外販路開拓・集客の有効なやり方の一つになります。

 

但し、私の経験では、どの中小企業も輸出事業を成功させることはできません。新規性がある、あるいは、差別化・差異化ポイントなどがある商品やサービスをもった中小企業であれば、輸出事業を成功させる可能性が高いです。

 

もし新規性がある、あるいは、差別化・差異化ポイントなどがある商品やサービスをもっている中小企業が、輸出事業を成功できなかったすれば、どこかの部分でやり方を間違えていたと考えます。

 

新規性がある、あるいは、差別化・差異化ポイントなどがある商品やサービスをもっている中小企業の輸出事業は、合理的なやり方を着実に積み上げていけば、ほとんどの場合成功します。これは、私の経験則です。

 

私が考えます輸出事業の行うやり方については、私が今まで[海外市場・販路開拓]の視点から書きましたブログ・コラムが参考になります。ご関心のある方は、私のブログ・コラムをお読みください。

 

私が主に支援しています、米欧アセアン地域などの英語圏市場の大きさは、国内市場の10倍以上になります。

 

多くの中小企業が、新規性がある、あるいは、差別化・差異化ポイントなどがある商品やサービスにより、大きな海外市場という大海で輸出事業の実現・拡大を行うことを大いに期待します。

 

よろしくお願いいたします。

 

グローバルビジネスマッチングアドバイザー GBM&A 山本 雅暁


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