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2.他社との共同設計の展開;(1)目的の明確化 [アライアンス先の選定実施]

                                                               2006年8月31日   

今回から、他社との共同設計を進化させていくステップの取り方について述べます。

(1)今回は、目的の明確化の必要性 について述べます。


社長さんが、自社のエンジニアリングリソースだけでなく、他社のリソースを活用して共同設計を考える場合、以前述べましたように以下のような理由・動機があります。


◆設計期間を短縮し、製品化までの期間を短縮する
◆他社のリソースを活用する事により、設計コストを削減する
◆自社のエンジニアリングリソースだけでは、製品化できないので、他社のリソースを活用する
◆他社のエンジニアとの共同設計により、自社エンジニアのノウハウ向上図る
◆他社のエンジニアと他社エンジニアとの共同設計で、より付加価値の高い製品を設計する、など


社長さんが、上記の目的をイメージして、他社との共同設計を考えた場合、共同設計から出て来る経済的(ビジネス)効果について可能な限り数値化してイメージするようにします。

これは、ビジネスマッチング先を選定する時の判断基準の重要な一つになります。
同時に、この客観的な経済効果を持ちますと、自社の社員の方に社長さんのプランを説明する時、具体的に説明出来ますので、社内で目的・必要性・経済効果などを容易に共有化出来ます。


他社との共同設計は、異なる会社間で行うため、実施する上で克服する必要のある課題が幾つか出てきます。

この時、社内で共同設計に対して、目的・経済効果を共有していると、全社一丸となって課題を克服する土壌が社内に出来る一つのキーファクターになります。


目的と経済効果の明確化は、社長さん自ら行って頂く必要があります。
他社との共同設計が、社長さんの会社の経営力を向上させる選択肢の一つであると判断された場合、これは御社の重要な経営活動の一つになります。

即ち、経営戦略の実行策の一つになります。

もし、社長さんが漠然と他社との共同設計を行う必要があると感じておられがお忙しくて時間が取れないとしましたら、ビジネス・経営コンサルタントを活用して目的や経済効果を明確化・具体化する方法もあります。


次回は、(2)共同設計の連携候補選定について 述べます。


今回の記事について、ご関心或いはご質問がある方は、私まで下記アドレスにeメールにてご連絡下さい。

 bzsupmy@nna.so-net.ne.jp

私は、すぐにはご回答出来ない場合もありますが、24時間以内にはご連絡します。

よろしく御願いします。

以上、


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