事業計画作成のポイントー2 [事業計画・ビジネスプランについて]
2007年10月27日
こんにちは。
今回は、事業計画作成の必要性や目的について述べます。
新規に起業する人にとって、事業計画は今後の自分の事業の“道しるべ”となります。
“起業したいと思い=アイデア”がある人が、自分の思いを実現するための“道しるべ”が事業計画です。
思いだけでは、起業は実現しません。
“道しるべ”という意味は、事業のアイデアから考えた基本計画を具体的に文章や
数値に落とし込み、且つ、それらの計画や数値を実現するための実行計画も含みます。
アイデアを実行可能にする事業計画が具体的になればなるほど、起業後の成功が高くなる、事業の継続・拡大が可能になる、と言う傾向が強いと言えます。
また、起業した後は、その会社の事業を維持・発展させていく必要があります。
この事業の維持・発展を実現していくためにも、その実行プランを明確化・具体化した形で事業計画に盛り込んでおくと、起業後の経営活動の道しるべ;指針となります。
ここで視点を変えて、事業アイデアと実現性の関係について考えます。
一般的に、アイデアの新規性が高ければ高いほど、実現性は低くなります。言わば、新規性と実現性はトレードオフの関係になります。
世の中にない新しいものを提供したければ、理想は高くなり、実現性は低くなります
この新規性と実現性のギャップを客観的に認識し、新規性を持つ事業アイデアを実行可能、或いは、実現可能なものにする橋渡しも、事業計画作成の目的の一つになります。
いっぺんに新規アイデアを実現できなくても、実現するためのアクションをステップバイステップで積み上げていく行動計画も事業計画に含まれますので、自分自身の道しるべとなるだけでなく、支援者や融資先などに当該計画を説明するためにも有益です。
次回は、2.事業計画の作成ポイント について説明します。
今回はここまでとします。
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