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何故事業連携が必要なの?-その2 [何故アライアンスが必要なの?]

                              2006年5月7日

本日からは、前回の記事で書きましたように、経営活動の各プロセスで想定される事業連携のパターンについて述べます。

 

製造業の経営プロセスを単純化しますと以下のようになります。

 ▼開発
  ↓
 ▼設計
  ↓
 ▼生産
  ↓
 ▼マーケティング/販売

今回は、開発プロセスでの事業連携について述べます。


開発は、製造業にとって競争力の大事な源泉の一つです。
ベンチャーや中小製造企業にとって、開発力の有無が今後の発展のキーになると言っても過言ではないと思います。

従って、開発行為或いは開発の成果は、可能な限り自社独自で行い、開発成果物は、特許出願をしてきちんと所有権等の権利化を行っておくのが、ベンチャーや中小製造企業にとっての基本です。

開発プロセスでの第三者との連携は、自社の経営戦略や事業計画に照らしてみて、何故行なう必要があるのか冷静に必要性を明確化しておく必要があります。

第三者との連携が必要であるとの理由や認識が明確になれば、最適な連携先の選定及び連携スキームの構築を明確化するステップに移行します。

 

ただ、このステップになっても、”何の為に事業連携を行うのか?、或いはこの連携からどのような成果を期待するのか?”  と言う基本的な質問を自社(自分)に常にぶつけておく必要があります。

えてして、第三者との事業連携が始まるとこの行為に没頭しすぎて、上記目的を見失ってしまう事があります。
(私も、たびたび経験しました.......)

これは、相手側にも発生する事があります。

 

事業連携が上手く行く為の重要な事は、お互いにWin/Winスキームが構築、維持出来るかです。

Win/Winスキームとは、自社もハッピー、相手もハッピーである状態です。

 

 

上記考えについてコメントやご質問等がある場合、コメント欄にお書き下さい。


又、私に直接ご質問やコメントがある場合、下記アドレスにメールにてご連絡下さい。

 bzsupmy@nna.so-net.ne.jp

私は、すぐにはご回答出来ない場合もありますが、24時間以内にはご連絡します。

 

次回は、開発プロセスでの事業連携例について述べます。


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