『クラウドファンディングサービスの活用と新規事業立上』に関する考察 [新規事業開拓・立上]
皆様、
こんにちは。
グローバルビジネスマッチングアドバイザー 山本 雅暁です。
本日は、『クラウドファンディングサービスの活用と新規事業立上』のタイトルで、本ブログ・コラムを書きます。
最近、私の支援先企業が、欧米アセアンなどの英語圏市場を対象とした、新規事業立上を行いました。
その企業は、いわゆるベンチャーIT企業です。この企業は、アプリケーションソフトウェアの開発費用の一部を捻出するため、米国のクラウドファンディングサービスであるINDIEGOGOを利用しました。
幸い、本企業はINDIEGOGOのクラウドファンディングサービス獲得に成功しました。また、この企業のアプリケーションソフトウェアは、一般消費者向けのものではないにもかかわらず、クラウドファンディングの投資家から一定の評価を得ることができました。
その結果、この企業の新ソフトウエアは、想定外の新規顧客や新規市場の開拓につながる道筋が見えました。
INDIEGOGOは、米国発のクラウドファンディングサービスです。過去の活用した経験も含めると、今回のケースのように、ベンチャー・中小企業が、新規事業立上時に必要な資金獲得や、一種のテストマーケティングの事前実施として活用できます。
一般的に、クラウドファンディングで投資家から投資してもらうためには、対象となる商品やサービスについて、新規性、差別化・差異化を可能にする機能や特徴などが必要になります。
また、米国には、クラウドファンディングを米国で最初に始めた、世界最大のサービス企業であるKICKSTARTERがあります。
KICKSTARTERの特徴については、ご参考情報として下記Webサイトをご覧ください。
一方、日本のクラウドファンディングサービスでは、CAMPFIRE(キャンプファイヤー)とMakuake(マクアケ)が代表的なものになります。
CAMPFIRE(キャンプファイヤー)とMakuake(マクアケ)のサービス内容は、INDIEGOGOと似たものになります。
私の場合、国内のクラウドファンディングサービスでは、主にMakuake(マクアケ)を利用しています。
Makuake(マクアケ)からは、毎日クラウドファンディングのプロジェクトに関する紹介メールが届きます。
私の場合、このMakuake(マクアケ)からの紹介メールから、日本国内で注目されるプロジェクトに興味をもっています。
それは、これらのプロジェクトの動きから、国内での顧客の志向や企業の動き、市場の状況などを判断する情報源の一つとして活用していることによります。
同様に、私は、同様目的でINDIEGOGOやKICKSTARTERからも情報収集しており、米欧市場での状況把握の情報源の一つにしています。
ちなみに、3月29日に届きましたMakuake(マクアケ)からのニュースレター(プロジェクト紹介メール)から、現時点で一番関心をもっていますのは、『置いておくだけで超抗菌!スタイリッシュな多機能メタルスマホスタンド Tatsu』です。
https://www.makuake.com/project/takashu/
下記『細菌の量は便座の10倍...?「スマホ細菌」の危険性と、除菌方法とは』のWebサイトに以下のように掲載されています。
「最近の研究ではスマホにはとんでもない量の細菌が付着していることが分かってきました。サウジアラビアのキング・アブドゥルアズィーズ大学で2015年に行われた研究によると、105人の医学生のスマホから多くの細菌が検出され、医療行為中のスマホの使用を制限するよう提言しています。。。」
https://www.huffingtonpost.jp/2018/11/24/smartphone_a_23599751/
このスマートフォンは、ほとんどの人が毎日使っていますので、多くの細菌が付着するのは当然のことです。
スマートフォンに付着した細菌を除去するやり方は、すでにいろいろと商品化・実用化されています。
しかし、多くの場合、細菌除去のやり方は、ひと手間かかります。この点、上記Makuake(マクアケ)プロジェクトのTatsu.の場合、日中使用したスマートフォンをこのTatsu.に一晩置いておくだけで、除菌されるとのこと。便利だと思います。
このTatsu.には、神戸製鋼所が開発した抗菌性、防かび性、防藻性、更に抗ウィルス性を持つ特殊ニッケル抗菌めっきであるKENIFINEが使用されています。KENIFINEの抗菌対応力は、神戸製鋼所が実証済みです。
このように各種のクラウドファンディングのプロジェクトから、国内外の最新の動きを読むための一助にしています。
よろしくお願いいたします。
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