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日経記事;『がん・認知症 早期発見せよ 血液1滴で、分析技術高度に』に関する考察 [新規事業開拓・立上]

                                      2020年1月12日


皆様、
こんにちは。

グローバルビジネスマッチングアドバイザー 山本 雅暁です。


1月12日付の日経新聞に、『がん・認知症 早期発見せよ 血液1滴で、分析技術高度に』のタイトルで記事が掲載されました。


本日は、この記事に関して考えを述べます。


本記事の冒頭部分は、以下の通りです。
『血液に含まれる微量な物質を分析する技術が急速に進歩している。わずか1滴の量があれば、がんや認知症などの初期段階で微妙に変化する成分を検出できるようになってきた。現在ではまだ難しい、早期の治療や進行を遅らせる対策などが近い将来、実現できそうだ。健康診断につきものの採血の方法なども変わっていく可能性がある。。。』


現在の日本は、現時点では少子高齢化の状況が今後とも続いていきます。また、老人の寿命は、伸びています。


この状況下、日本人のがんや認知症などの患者数が増えていく状況になっています。


このことは、必然的に日本での医療費増加につながってきています。この医療費増加を防ぐための、一つの解決策ががんや認知症などの重病の疾病予測を早期に行って、軽度なうちに早期治療を行って、患者数を増やすやり方になります。


本日の記事は、一滴の血液検査で、がんや認知症などの早期発見を実現するやり方が、開発・実用化されつつあることについて書いています。


このような一滴の血液検査が、早期に多くの疾病予測を行うことを実現できると、
患者の検査に対する負担が大幅に軽減されます。


同時に、検査を行う電子機器や関連システムも大幅に簡素化することができます。


一滴の血液検査が、多くの疾病予測で実現できると、健康診断や人間ドックに要するコストを大幅に減少することができます。


検査の簡略化は、上記しましたように、患者への負担が軽くなることと、政府の医療費削減に貢献することが確実です。


一滴の血液検査の開発・実用化は、日本の企業にとって得意な技術分野になるとみています。


これは、一般的に日本人が緻密さと勤勉さをもっており、これらの能力が一滴の血液検査の開発・実用化に向いていると考えます。


かって、国内家電メーカーは、「軽薄短小」の言葉に代表されるような、消費者にとって使いやすい、あるいは生活を豊かにする商品の開発・実用化を得意としてきました。


例えば、ソニーが開発・実用化しました「ウオークマン」はその代表事例となります。


現在、国内企業は、GAFA;「Google」「Apple」「Facebook」「Amazon」のような、世界市場でインターネット・IT分野でのプラットフォームを確立できる能力をもっていません。


一方、国内企業は、GAFAのような派手さはありませんが、特定分野できらりと光る技術に磨きをかけて、開発・実用化できる能力をもっています。


本日の記事にあります、一滴の血液検査を可能にする技術や機材の開発・実用化は、国内企業の得意や分野になります。


今後これらの国内企業が、日本市場だけでなく、米欧アセアン地域などの海外市場開拓・集客を行うことを期待します。


私は、経営コンサルタントとして、医療やバイオの分野でニッチ市場で事業展開しているベンチャーや中小企業の、事業立上や海外販路開拓・集客を支援しています。


中小を含む国内企業は、一滴の血液検査のような特定のニッチ分野で、世界市場のプラットフォーマーになることが、必要であり重要になります。


今後、一滴の血液検査の開発・実用化を行う企業の動きに注目していきます。


よろしくお願いいたします。


グローバルビジネスマッチングアドバイザー GBM&A 山本 雅暁



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