競争に勝つための差異化のポイントを考えよう [ビジネス雑感]
2008年4月29日
こんにちは。
先週の金曜日(4月25日)に長野県飯田市の経営セミナーに参加しました。
このセミナーは、地元の飯田産業技術大学が主催し、飯伊地域地場産業振興センターにて行われました。
講師の講演後に、建築・土木・農業、流通・小売・サービス業、製造業の分科会に分かれて車座になって、課題や問題を明確化や整理するために具体的な意見交換を行いました。
このセミナーに参加した企業は、地元で活発に事業展開を行っている会社です。
この地域の製造業の特徴の一つは、精密板金加工業が多いことです。
これらの企業群の一つであるK社を訪問しました。
この会社の特徴は、熟練した作業者による溶接・板金・加工・塗装処理です。
作業者の方がこの熟練した溶接・板金技術を会得するのに、10年かかるそうです。
この熟練された技術がK社の売りであり、“差異化”ポイントです。
どの産業、企業であれ、事業を維持・継続・発展させていくためには、売りとなる、“オンリーワン=差異化”のものが必要です。
日本国内だけでなく世界の企業と競争していくためには、中国、台湾、韓国の企業が売りにしている、「品質」、「スピード」、「コスト」は持っていないと駄目で、これらのことを実現して初めて競争と言う“土俵”にのれると考えています。
これらの三つのことを実現するのは当たり前で、これに加えてプラスアルファが必要なのです。
このプラスアルファが、差異化ポイントになります。
プラスアルファを考えるには、全世界レベルで解決すべき課題をキーワードにして考えると、社会に貢献し、且つ、他社に差異化が可能になるものが出やすくなります。
今回は、ここまでとします。
以上、
こんにちは。
先週の金曜日(4月25日)に長野県飯田市の経営セミナーに参加しました。
このセミナーは、地元の飯田産業技術大学が主催し、飯伊地域地場産業振興センターにて行われました。
講師の講演後に、建築・土木・農業、流通・小売・サービス業、製造業の分科会に分かれて車座になって、課題や問題を明確化や整理するために具体的な意見交換を行いました。
このセミナーに参加した企業は、地元で活発に事業展開を行っている会社です。
この地域の製造業の特徴の一つは、精密板金加工業が多いことです。
これらの企業群の一つであるK社を訪問しました。
この会社の特徴は、熟練した作業者による溶接・板金・加工・塗装処理です。
作業者の方がこの熟練した溶接・板金技術を会得するのに、10年かかるそうです。
この熟練された技術がK社の売りであり、“差異化”ポイントです。
どの産業、企業であれ、事業を維持・継続・発展させていくためには、売りとなる、“オンリーワン=差異化”のものが必要です。
日本国内だけでなく世界の企業と競争していくためには、中国、台湾、韓国の企業が売りにしている、「品質」、「スピード」、「コスト」は持っていないと駄目で、これらのことを実現して初めて競争と言う“土俵”にのれると考えています。
これらの三つのことを実現するのは当たり前で、これに加えてプラスアルファが必要なのです。
このプラスアルファが、差異化ポイントになります。
プラスアルファを考えるには、全世界レベルで解決すべき課題をキーワードにして考えると、社会に貢献し、且つ、他社に差異化が可能になるものが出やすくなります。
今回は、ここまでとします。
以上、
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