「海外へ羽ばたけ 海外市場開拓のポイント」の第1回記事掲載 [インタービュー・記事の執筆]
皆様
こんにちは。
グローバルビジネスマッチングアドバイザー 山本 雅暁です。
11月20日付のブログ・コラムで書きましたように、「近代中小企業」(発行:中小企業経営研究会)からのご依頼で、月刊 近代中小企業『KinChu』に、「海外へ羽ばたけ 海外市場開拓のポイント」の総合タイトルで6回連載の記事を書くことになりました。
当該総合タイトル記事のうち、第1回目として「中小企業の海外市場開拓への意義と必要性」のタイトル記事が、12月1日に発行されました月刊 近代中小企業『KinChu』に掲載されています。
第1回は、以下の内容について書いています。
「 近年、少子高齢化や人口減少が進み、縮小する国内市場に代わって、海外市場への進出を検討する中小企業が増えています。その主な理由としては、海外市場には国内市場とは異なり、人口増加や経済成長が続いている国や地域が多く存在していることが挙げられます。連載第1回は、中小企業が海外市場開拓を行う意義と必要性、及びその進め方の概説になります。」
ご参考情報として、当該記事の1ページ目を本ブログ・コラムに貼り付けました。
全文をお読みになりたい方は、下記Webサイトからお申込みください。
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「近代中小企業」
発行:中小企業経営研究会
─────────────
よろしくお願いいたします。
グローバルビジネスマッチングアドバイザー GBM&A 山本 雅暁
「海外へ羽ばたけ 海外市場開拓のポイント」の記事掲載について [インタービュー・記事の執筆]
皆様
こんにちは。
グローバルビジネスマッチングアドバイザー 山本 雅暁です。
「近代中小企業」(発行:中小企業経営研究会)からのご依頼で、月刊 近代中小企業『KinChu』に、「海外へ羽ばたけ 海外市場開拓のポイント」の総合タイトルで6回連載の記事を書くことになりました。
連載第1回の記事のタイトルは、「中小企業、海外市場開拓の意義と必要性」です。当該誌の発売は、2023年12月1日です。
以下の項目について書きました。
・国内市場の縮小により事業収益拡大が困難
・海外市場開拓は事業収益拡大のため必要不可欠
・海外市場開拓は輸出から始めよ
・海外投資は慎重にかつ、計画的に実施
第2回以降の掲載記事のタイトルと、掲載項目は以下の通りです。
●第2回「海外市場開拓の課題と対応」
・中小企業が海外市場開拓を行う上での課題とは
・この課題を解決するための対応策
・ブランドの構築と運用が必要
●第3回「中小企業による海外市場調査の基本」」(自社商品やサービスの競争力の見極め方)
・市場調査の目的と進め方 (2次データの有効活用)
・海外情報・データの収集・活用法
・海外情報・データの事例
・海外向け商品・サービスの競争力確認のやり方
・テストマーケティングの実施例
●第4回「海外向けWebサイト(英語版サイト)の必要性と構築・運用ポイント」」
・インターネットとITの急速普及による影響
・なぜ海外向けWebサイトが必要か
・海外向けWebサイトの構築
・海外向けWebサイトの効果的運用
●第5回「海外展示会への出展と効果的な活用」
・海外展示会への出展目的明確化
・海外展示会の探し方
・最適な海外展示会の候補確認
・海外展示会への出展事前準備
・出展する上での実施ポイント
●第6回「中小企業による有効な海外販路開拓のやり方」
・中小企業の輸出事業継続の実態
・海外販路の種類と役割
・海外販路開拓のやり方
・販売会社契約、代理店契約のポイント
今後、月刊 近代中小企業『KinChu』の発売後に、連載記事の要点を本ブログ・コラムで書きます。
なお、各号のタイトルは、変わる可能性があります。
なお、本記事の詳細にご興味がある方は、月刊 近代中小企業『KinChu』をご購入ください。
よろしくお願いいたします。
グローバルビジネスマッチングアドバイザー GBM&A 山本雅暁
『セミナー「はじめての海外事業 成功のポイント」の終了について』 [海外市場・販路開拓]
皆様、
こんにちは。
グローバルビジネスマッチングアドバイザー 山本 雅暁です。
7月14日付のブログ・コラムにて、ご説明しましたように、茨城県産業技術イノベーションセンターのご依頼により、『セミナー「はじめての海外事業 成功のポイント」のセミナー講師と、個別企業に対するご支援を担当させていただくことになりました。
3回シリーズで行いましたセミナーは、終了しました。私のセミナーを受講された企業が、今後の海外事業展開の参考になればと願っています。
本日のブログ・コラムでは、過去3回行いましたセミナーについて、目的と目次を示します。この目的と目次を読んでいただければ、私が行いました3回のセミナーの概要がご理解いただけるのではないかと考えることによります。
各セミナーは、産業技術イノベーションセンター本所での対面と、Zoomによるオンライン配信のハイブリッド形式で行いました。
●第1回目;海外事業展開基礎編 8月4日(金)13:30~16:30
★目的
・中小企業が海外事業展開するときの課題と 対応方法について理解する
・海外事業展開する前に、海外市場と潜在顧客を調査、確認することの必要性を理解する
・海外市場を知るための基本的なやり方について理解する
・自社の強み、新規性や差別化・差異化ポイントなどを確認する必要性とやり方を理解する
・輸出ビジネスを成功させるポイントを理解する
★目次
1.中小企業の海外事業の課題と対応
2.中小企業の輸出継続の実態
3.海外市場調査の基本
(1)市場調査の目的と進め方 (2次データの有効活用)
(2)海外情報・データの収集・活用法
(3)海外情報・データの事例
(4)海外向け商品・サービスの競争力確認
(5)テストマーケティングの実施例
4.インターネットとITの急速普及による影響
5.輸出ビジネス成功の事例紹介
6.輸出ビジネス失敗の事例紹介
7.Q&A
●第2回目;英語版Webサイト編 9月15日(金)13:30~16:30
★目的
・海外の潜在顧客、パートナーなどに対する情報発信・広告宣伝の役割を持つ、英語版Webサイトの制作・運営について理解する
・英語版Webサイトを有効に活用するには、米Google.comの検索エンジン対策(SEO対策)が必要不可欠であり、その基本的なやり方を理解する
★目次
1.中小企業が海外展開するときの課題と対応
2.何故海外向けWebサイトが必要か?
3.英語版サイトとホームページ(日本語サイト)の違い
4.海外向けWebサイトの構築ポイント
– 作成の仕方
– 内容構成と掲載項目
5.海外向けウェブサイトのSEO対策を含むメンテナンスと活用
– 基本的な考え方
– SEO対策を含むメンテナンス
6.SNSを含めたWebを活用した情報発信・広告宣伝
7.Q&A
●第3回目;海外販路開拓編 10月23日(月)13:30~16:30
★目的
・海外販路の種類とその内容を理解する
・海外販路開拓のやり方を理解する
・海外販路開拓を維持強化するための実践的なやり方を理解する
・自社事業内容や経営環境などに応じた販路獲得をすることの必要性を理解する
★目次
1.中小企業が海外展開するときの課題と対応
2.海外販路の種類と定義・役割
3.代理店の種類・特徴
4.代理店活用を成功させる実践的ポイント
5.販売会社活用を成功させる実践的ポイント
6.代理店・販売会社の探し方
7.海外展示会の活用と出展
8.海外向けインターネット通販の基本的考え方
9.参考情報;代理店契約のポイント
10.参考情報;販売会社契約のポイント
11.Q&A
以上です。
現在、私は3社の企業に対して、個別相談(オンライン相談)を毎月行っています。
よろしくお願いいたします。
グローバルビジネスマッチングアドバイザー GBM&A 山本 雅暁
茨城県産業技術イノベーションセンターの『セミナー「はじめての海外事業 成功のポイント」のご案内と私の支援内容について』 [海外市場・販路開拓]
2023年7月14日
皆様、
こんにちは。
グローバルビジネスマッチングアドバイザー 山本 雅暁です。
このたび、茨城県産業技術イノベーションセンターのご依頼により、『セミナー「はじめての海外事業 成功のポイント」のセミナー講師と、個別企業に対するご支援を担当させていただくことになりました。
当該WebサイトのURLは以下の通りです。
https://www.itic.pref.ibaraki.jp/infolist/seminar_training/info-20230713/
以下、上記Webサイトに掲載されました記事からの引用です。
茨城県では、事業を立ち上げたい・事業のアイデアを明確にしたいチャレンジする人・企業を応援・支援する新ビジネスチャレンジ事業を実施しております。
・本セミナーでは、大手AVメーカー在籍時代と独立後の経営コンサルタントで数々の実績を上げている著名な専門家を講師にお招きし、海外事業展開の基礎から、海外市場で必要なWebサイトの運用方法やパートナー探し、海外展示会の活用をテーマとしたセミナーを、3回シリーズで開催します。全3回の参加がオススメですが、単発受講も可能です。
・初めて海外販路開拓を検討されている方や海外の市場調査や販路開拓を進めたい方、海外展示会出展を目指す方などにとって非常に有益なものになりますのでぜひご参加ください。
==こんな方におすすめ==
・初めて海外販路開拓を検討されている方
・これまでに海外企業への営業経験がない方
・海外の市場調査や販路開拓を進めたい方
【日時・内容】
(1)海外事業展開セミナー(3回)
第1回 海外事業展開基礎編 8月4日(金)13:30~16:30
国内企業の海外進出の現状や自社競争力の確認など、海外進出に向けた課題とその対応について解説
第2回 英語版Webサイト編 9月15日(金)13:30~16:30
海外販路開拓に不可欠な、「英語版Webサイト」を効果的に活用した情報発信等その手法と運用について解説
第3回 海外販路開拓編 10月23日(月)13:30~16:30
海外販路開拓に必要なパートナー探しや、英語版Webサイトおよび海外展示会の活用のポイント等について解説
(2)個別オンライン相談
希望者を対象に講師とのオンライン個別相談を実施(社数限定)
【会場】
産業技術イノベーションセンター本所(セミナーのみZoomによる配信あり)
【対象】
新規事業を考えている茨城県内中小企業、小規模事業者 等
私は、上記3回のセミナー講師、および希望企業に対する個別相談(オンライン相談)を担当させていただきます。
詳細につきましては、上記Webサイトをご覧ください。
よろしくお願いいたします。
グローバルビジネスマッチングアドバイザー GBM&A 山本 雅暁
しまね産業振興財団の『「英語版Webサイトセミナー&個別コンサルティング」ご案内と私の支援内容について』 [海外市場・販路開拓]
皆様、
こんにちは。
グローバルビジネスマッチングアドバイザー 山本 雅暁です。
このたび、公益財団法人 しまね産業振興財団のご依頼により、「海外取引に役立つ英語版Webサイト セミナー & 個別コンサルティング」(オンライン講座)の支援をさせていただくことになりました。当該WebサイトのURLは以下の通りです。
https://www.joho-shimane.or.jp/news/wanted_seminar/7076
以下、上記Webサイトからに掲載されました記事からの引用です。
『海外からの集客や取引拡大のために英語版Webサイト(ホームページ)を活用しませんか!
「英語版ホームページはあるけれど・・・問い合わせは皆無」「制作会社に英語版Webサイトを発注するためのポイントは?」「英語は得意ではないけれど、どうしたら活用できる?」セミナーでは、海外取引に役立つ英語版Webサイトの制作や活用のためのキホンを分かりやすくお伝えします。
個別コンサルティングでは、海外取引に真に役立つ英語版Webサイトの構築、および運用について、それぞれの企業の事業内容や取引形態に即して講師が伴走しながら丁寧にサポートいたします。
これから英語版Webサイトを開設しようとする企業も、すでに英語版サイトをお持ちの企業も、是非ご参加ください。本講座(セミナー、個別コンサルティングとも)は、Zoomミーテイングを利用してオンラインにて実施します。。。』
私は、6月6日(火)13:30~16:30の日時に、「海外展開の第1歩!:英語版Webサイトの役割と制作・運営のキホン」のタイトルで行いますセミナー講師を務めます。
本セミナー内容は、以下の通りです。
・中小企業が海外展開するときの課題と対応
・なぜ英語版Webサイトが必要か?
・海外向けWebサイトの構築ポイント
・海外向けWebサイトのSEO対策を含むメンテナンスと活用(GoogleAnalyticsの活用を含む)
・Q&A
本事業の対象者は、海外への販路開拓をお考えの(又は既に海外取引を実施中の)島根県内に事業所を有する企業の経営者・ご担当者です。
セミナーおよび個別コンサルティングは、上記の通りすべてZoomを使って行います。個別コンサルティングの対象企業数は、3社となります。
詳細につきましては、上記Webサイトをご覧ください。
よろしくお願いいたします。
グローバルビジネスマッチングアドバイザー GBM&A 山本 雅暁
神戸医療産業都市推進機構の『海外支援事業』のご案内と私の支援内容について [海外市場・販路開拓]
皆様、
こんにちは。
グローバルビジネスマッチングアドバイザー 山本 雅暁です。
このたび、「公益財団法人 神戸医療産業都市推進機構」のご依頼により、当機構が行います『海外支援事業』をお手伝いすることになりました。
https://www.fbri-kobe.org/kbic/event/detail.php?event_id=624
この支援事業は、下記2つの構成になります。
①グローバル戦略実務支援プログラム
②Medical Fair Thailand2023共同出展
①グローバル戦略実務支援プログラムの概要は、下記YouTubeの動画配信をご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=n878clcLVSE
②Medical Fair Thailand2023共同出展
神戸医療産業都市推進機構は、神戸医療産業都市及び神戸市内に拠点を有する企業の海外でのビジネス展開の支援、並びに神戸医療産業都市の国際的なプレゼンス向上のため、2023年9月にタイ国バンコク市で開催されるアジア最大級の国際医療機器展示会であるMEDICAL FAIR THAILAND 2023に神戸医療産業都市ブースを出展します。
当機構は、神戸医療産業都市ブースに共同出展する企業を募集します。
対象企業は、以下の通りです。
・神戸医療産業都市に拠点を設置済、または設置を予定している企業
・神戸市に本社または主要拠点を有している企業
私は、上記①および②の事業について、支援させていただきます。
①グローバル戦略実務支援プログラム
従来の英語版Webサイトの構築・運用に加えて、以下のメニューが用意されます。
★海外事業戦略に関する支援
★情報発信広告宣伝に関する支援
★販路開拓・アライアンスパートナー発掘支援
★契約締結に関する支援
★事業計画立案に関する支援
より具体的な内容は、下記YouTube動画をご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=n878clcLVSE
②Medical Fair Thailand2023共同出展
神戸医療産業都市推進機構と共に、MEDICAL FAIR THAILAND 2023に出展する企業を対象に、出展前の事前準備、出展期間中の対応すべき事項、出展後のフォローアップの仕方などを中心に、「伴奏する」形で支援します。
神戸医療産業都市推進機構は、当該支援事業の説明会を下記要領で開催します。
◆説明会詳細◆
【日 時】 2023年5月19日(金) 14:00~16:30
【形 式】 ハイブリッド開催(神戸会場+Zoom Webinar) ~どちらかお選びください~
神戸会場:クリエイティブラボ神戸(CLIK)2階イノベーションパーク
神戸新交通ポートライナー「計算科学センター」駅直結 徒歩2分
※山本先生には神戸会場よりご講演いただきます。また、神戸会場では山本との名刺交換の時間を設けています。
【参加費】 無料
【定 員】 ◆神戸会場 :50名
◆オンライン:200名
【締 切】 2023年5月16日(火)17時
※ご質問やその他お問い合わせは、下部に記載のお問合せ先までメールでご連絡ください。
【プログラム】
14:00 - 14:05 開会挨拶
14:05 - 15:05 「海外進出成功のポイント」 GBM&A 山本 雅暁 氏
15:05 - 15:10 質疑応答
15:10 - 15:20 休憩
15:20 - 15:35 グローバル戦略実務支援プログラムについて
15:35 - 15:50 本年度の海外展示会共同出展企業募集について
15:50 - 16:00 質疑応答
16:00 - 16:30 名刺交換会
私は、当日、「海外進出成功のポイント」のタイトルでセミナー講師を務めます。このセミナーは、神戸会場で行うと共に、Zoomにてオンラインで行うハイブリッド形式で行われます。
この説明会には、どなたでも参加可能です。
セミナーを含む説明会にご関心がある方は、下記Webサイトの申込フォームからお申込ください。
https://www.fbri-kobe.org/kbic/event/detail.php?event_id=624
よろしくお願いいたします。
グローバルビジネスマッチングアドバイザー GBM&A 山本 雅暁
Twitterまとめ投稿 2023/04/06 [Twitter]
m_yamamoto_jp『日経記事;『海外生産「縮小」最多に 22年度11%、国内シフト進む』に関する考察』グローバル・ビジネスマッチング・アドバイ..|https://t.co/LPdiAF0GzY04/05 20:00
日経記事;『海外生産「縮小」最多に 22年度11%、国内シフト進む』に関する考察 [海外市場・販路開拓]
皆様、
こんにちは。
グローバルビジネスマッチングアドバイザー 山本 雅暁です。
4月6日付の日経新聞に、『海外生産「縮小」最多に 22年度11%、国内シフト進む』のタイトルで記事が掲載されました。
本日は、この記事に関して考えを述べます。
本記事の冒頭部分は、以下の通りです。
『日本企業が海外生産を縮小する動きが目立ってきた。内閣府の調査によると、海外での生産比率を今後5年で縮小する企業の割合は2022年度に1割を超え、過去最高だった。重要部品の調達が途切れないよう国内に生産を移したり、世界経済の減速に備えて生産体制を見直したりしている。。。』
国内製造企業は、数年前まで、世界経済のグローバル化の動きに合わせて、労働力や労働コストを含む製造コストの最適な場所、および、対象市場へのアクセスの良さなどを総合的に勘案して工場を設置してきました。
アセアン地域内では、タイ、ベトナム、インドネシア、フィリピンなどが、国内企業の工場設置国になっています
一般的に、労働力はその国の15歳から64歳までの生産年齢人口数や伸び率で、最適かどうか判断します
労働力だけを見ると、今年中に世界一の人口大国となるインドが、工場設置国のトップにきます。
工場設置国の選定は、労働力や労働コストだけでなく、法規制の煩雑さや優遇措置の有無などの要因も重要視されます。
世界的なグローバル化の状況下では、国内製造企業は上記のような経済的な視点から、工場設置国の選定が可能でした。
現在の世界状況を見ると、グローバル化は現時点では死に体の言葉になっています。私は、この政治・経済環境は当面の間変わらないと見ます。
米中対立は深刻さを増しています。米国は、数年来、各種の輸出入規制などを中国に課しています。
加えて、昨年、ロシアはウクライナ侵略を開始し、現在も戦闘が続いています。米欧日オセアニアなどの西側諸国は、ロシアに経済制裁をかけています。
また、新型コロナウイルスの影響拡大は、既存のサプライチェーンの脆弱さも浮き彫りにしました。
国内製造企業は、このような複雑な世界経済の状況下で、工場設置国の選定を行う必要があります。
同時に、既に進出・設置した工場についても、製造、販売の事業活動に影響が無いように再配置する必要があります。その一つのやり方が、工場の国内への移転です。本日の記事は、その点について書いています。
国内に工場をもつには、製造コストの低純化、労働力確保、海外からの安定した部材の確保などさまざまな課題に直面します。
国内に工場を移転し上記課題を解決できた製造企業は、当然のごとく、国内市場及び海外市場の販路開拓・集客を強化する必要があります。
国内市場は、15歳から64歳までの生産年齢人口の急減少から、毎年、縮小しています。製造企業が、事業収益の拡大を実現するためには、海外市場の販路開拓・集客を行う必要があります。
国内製造企業の部品や商品が、競合に対する新規性、差別化・差異化ポイントなどをもっていれば、海外市場の販路開拓・集客を実現できる可能性が高くなります。
海外市場での競合に打ち勝つには、上記のように自社部品や商品の競争力を高める必要があります。勝ち組になった製造企業は、多少の政治的あるいは経済的な制約があっても、新規性、差別化・差異化ポイントなどをもっていれば世界市場で事業ができます。
逆に言いますと、競争力のない部品や商品は、海外市場の販路開拓・集客の実現が困難になります。
インターネットやITが普及した現在、国内製造企業の輸出事業;海外市場の販路開拓・集客を行うハードルは、以前に比べて格段に低減化されています。
国内製造企業は、国内に工場を移管した会社も含めて、より一層海外に向けて、輸出事業の拡大に積極的に取り組める環境があります。
一方、3月17日に書きました、ブログ・コラム::“日経記事;『「貿易戦士」の熱きエール デジタルの「青い海」を見よ』に関する考察 [海外市場・販路開拓]”に触れていますように、国内中小企業の中で輸出を行っているのは全体の2割であり、売上高の輸出比率は3%台にあるとのことです。
そう、現状では、中小企業の売上高は、国内市場に大きく依存しています。自社部品や商品などが差別化・差異化ポイントなどをもっている中小企業は、より一層積極的に輸出事業の拡大に取り組むことが必要であり、重要です。
そして、私の経験則では、インターネットやITをフル活用して、合理的なやり方で海外販路開拓・集客を行えば、多くの国内製造企業などが、海外販路開拓・集客を成功できると考えています。
よろしくお願いいたします。
グローバルビジネスマッチングアドバイザー GBM&A 山本 雅暁
Twitterまとめ投稿 2023/03/17 [Twitter]
m_yamamoto_jp『日経記事;『「貿易戦士」の熱きエール デジタルの「青い海」を見よ』に関する考察』グローバル・ビジネスマッチング・アドバイ..|https://t.co/tNEmPdfa9E03/16 22:38
日経記事;『「貿易戦士」の熱きエール デジタルの「青い海」を見よ』に関する考察 [海外市場・販路開拓]
皆様、
こんにちは。
グローバルビジネスマッチングアドバイザー 山本 雅暁です。
3月17日付の日経新聞に、『「貿易戦士」の熱きエール デジタルの「青い海」を見よ』のタイトルで記事が掲載されました。
本日は、この記事に関して考えを述べます。
本記事の冒頭部分は、以下の通りです。
『資源も食糧も輸入に頼る日本は輸出で稼ぐ必要がある。そんな危機感をかつて官民は共有した。1967年に設立された「貿易大学校」はその象徴だ。正式名は貿易研修センター。静岡県富士宮市の施設で官庁や商社、銀行、メーカーの幹部候補が丸1年共同生活し、国内外の講師から学んだ。。。』
私がこの記事に興味をもったのは、記事の後半に以下の記載があるためです。本記事によりますと、国内中小企業の中で輸出を行っているのは全体の2割であり、売上高の輸出比率は3%台にあるとのことです。
これが事実だとすると、多くの国内中小企業は、新規の需要創出機会を見過ごしていることになります。
私が、10年強の間、ベンチャーや中小企業の輸出事業実現・拡大を支援した経験で言いますと、輸出は決して難しいことではなく、どの企業でもやる気と知恵を絞れば実現できます。
しかも、今はインターネットやITが普及していますので、これらのプラットフォームや各種ツールをフル活用すれば、低コストで輸出事業の実現・拡大が可能です。
例えば、海外への情報発信や広告宣伝は、英語などによる海外向けWebサイトをインターネット上にアップロードして、当該サイトからメッセージを海外に発信することで可能になります。
加えて、上記海外向けWebサイトと並行してSNSで情報発信するやり方も有効です。
海外販路開拓・集客のやり方も、インターネットをフル活用して、比較的容易に実現できます。
海外向けインターネット通販の仕組み利用も、海外販路開拓・集客の有効なやり方の一つになります。
但し、私の経験では、どの中小企業も輸出事業を成功させることはできません。新規性がある、あるいは、差別化・差異化ポイントなどがある商品やサービスをもった中小企業であれば、輸出事業を成功させる可能性が高いです。
もし新規性がある、あるいは、差別化・差異化ポイントなどがある商品やサービスをもっている中小企業が、輸出事業を成功できなかったすれば、どこかの部分でやり方を間違えていたと考えます。
新規性がある、あるいは、差別化・差異化ポイントなどがある商品やサービスをもっている中小企業の輸出事業は、合理的なやり方を着実に積み上げていけば、ほとんどの場合成功します。これは、私の経験則です。
私が考えます輸出事業の行うやり方については、私が今まで[海外市場・販路開拓]の視点から書きましたブログ・コラムが参考になります。ご関心のある方は、私のブログ・コラムをお読みください。
私が主に支援しています、米欧アセアン地域などの英語圏市場の大きさは、国内市場の10倍以上になります。
多くの中小企業が、新規性がある、あるいは、差別化・差異化ポイントなどがある商品やサービスにより、大きな海外市場という大海で輸出事業の実現・拡大を行うことを大いに期待します。
よろしくお願いいたします。
グローバルビジネスマッチングアドバイザー GBM&A 山本 雅暁