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中小企業は新規事業開発で国内市場と輸出で海外市場を開拓しよう [ベンチャー・中小企業支援]

                                                           2011年2月27日

皆様、
こんにちは。
グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本 雅暁です。

最近、中小製造業者と会話をしていますと、潜在的な技術開発力や良い商品を持っている企業が多いのを感じています。

リーマンショック後に生き残った中小企業は、徹底した合理化を行いながら技術力や商品開発力を駆使して市場・顧客開拓を行ってきています。

国内経済がやや上向き始めた状況下、更に発展するために積極的な動きをかける時期にきていると考えています。

国内市場は、少子高齢化などによる規模縮小や円高により海外企業が参入しやすい状況になっており、事業環境はますます厳しさを増しています。

差異化可能な技術力や開発力を持つ企業は、国内だけでなく海外市場も開拓する必要があります。

海外市場開拓で重要なことは、中堅や大手企業が手を出さない市場での顧客の確保と販路です。
中堅や大手企業は、ニッチな小型市場規模には手を出しません。市場が小さくて採算が取れないためです。

このニッチ市場こそが力のある中小企業が参入でき、活躍できるところになります。
勿論、国内市場も同じです。
中堅や大手企業が手を出さない市場で確実に収益を上げていくことが出来ます。

対象市場は、高度化された技術や開発力が生きる市場で拡大が見込めるものになります。
例えば、医療、バイオ、環境関連、太陽光発電、電池などの関連市場です。

ものづくりは大事ですが、作っただけでは事業になりません。顧客に売って何ぼです。これで初めて事業になります。

経営者の意志があれば、開発資金の確保、必要な開発行為の実施、顧客開拓や市場開拓、販路確保などの事業を行う条件を整えることが出来ます。

全て自前で行う必要がありません。

理念・信念、目的や成果を共有できる異業種他社と連携して事業推進を行う事により、自社単独で行うリスクを軽減できます。

開発資金は、尖った技術力や開発力を持っていれば、新規事業開拓・事業化支援型などの補助金施策を活用して確保できる可能性があります。
海外に商品を売るためには、輸出先地域や国で規定されている安全規格や規制などに適用する必要があります。これらの対応事項は、開発項目に入れて開発初期の時点から対象国・地域の規制をクリヤー出来る様にしておきます。

また、自社の技術や商品は、Webサイトを通じて世界に発信する姿勢が重要です。
つまり、日本語版に加えて英語版も用意し、常にコンテンツを更新していくようにします。

世界中の顧客や企業は、自社事業に必要な技術や製品を求め、探しています。
当然、情報検索にはグーグルのようなインターネット検索エンジンを使って探しています。自社Webサイトがネット上の宣伝広告媒体であり、技術製品のカタログになります。
尖がった技術・商品であればあるほど、特定顧客がアプローチしてくる可能性があります。
FacebookやTwitterなどのSNS型ネットシステムを使うことも一つの方法です。

問い合わせに対して真摯に応えていれば、受注につながりますし、需要につながる水脈を見つかる可能性があります。

海外顧客への輸出や代金回収は、販売代理店などを活用して行います。
輸出や代金回収などのトラブルを避けるためには、販売代理店としっかりとした契約を結ぶ必要があります。

また、BtoB型の事業を行う場合、最終顧客との間で売買契約を結ぶ必要があります。

上述したように、中小企業が全て自前で行うことは出来ないし、必要ありません。
異業種他社との連携や各分野の専門家の活用で、自社のリソースを使わなくても実行可能です。

私は、上記のような考えを持った中小企業の社長を支援しています。
どこも尖がった技術や商品を持った企業で、新規市場・顧客の開拓を積極的に行っています。

よろしくお願いいたします。

グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー GBM&A 山本 雅暁


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