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企業組織やプロジェクトチームなどでのリーダーシップにについて [研修講師]

                                                         2010年12月11日

皆様、
おはようございます。
グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本 雅暁です。

12月7日(火)に『プロジェクトチームのリーダーシップ発揮』研修を行いました。
これは、あきない総研が中小企業診断士の理論政策更新研修コースの中に組み込んでいるものの一つです。
URL; http://akinaisouken.jp/koushin/course/


本日は、この研修に関連して、私が考えています「リーダーシップ」について述べます。

この研修に参加された中小企業診断士の方々は、企業内で働いておられたり、独立して活動されていますので、下記のように受講対象者を設定して研修プログラムを作りました。

◆受講対象者

・企業で働く中小企業診断士でチームリーダーをしている方、或いは、リーダーシップの勉強をしたい方
・独立した中小企業診断士で中小企業を引っ張っていくためのリーダーシップの勉強をしたい方


研修の目的は、下記の通りとしました。

◆研修の目的
プロジェクトリーダーが理解しておくべき基礎的知識の習得と、プロジェクト運営のコツを掴む。

・リーダーシップの定義を理解・体験する
・リーダーのなすべきことを理解・体験する


私が経営コンサルタントとして最も重点的に行っていますのは、中小企業の新規事業開拓支援です。
中小企業の経営資源は限られていますので、新規事業を起こす時は、異業種他社との連携で行うことがあります。

この連携は、各中小企業の社長さん達がチームを組んで、新規事業立ち上げのための連携体を組みます。
製品の開発・設計・生産・販売までのプロセスを作り、新商品の事業開発を行う場合、最低3~4社の企業体になります。

連携体が上手く動くかどうかは、この企業体の中にリーダーシップを発揮できる社長さんがいるかどうかによります。
私が連携体の運営支援を行う場合、先ず、リーダーシップを発揮できる社長さんがいるかどうか確認します。

製品の開発・設計・生産・販売までのプロセスを事例に考えますと、開発か設計を受け持つ企業の社長がリーダーになる必要があり、キーマンになります。
もし当該企業の社長がリーダーシップを持っていない場合、他の企業との連携を考えるか、支援自体をお断りすることがあります。


私は、誰でもリーダーになれるとは考えておりません。
政界、実業界、企業などの各組織ではリーダーがおり、その組織の構成員と共に役割分担をして運営されています。

リーダーシップは、自然に生まれて育成・醸成されるとも思いません。
各個人はその潜在力を持っいますが、リーダーになる意欲や向学心・向上心を持って自己の能力を高める人のみがなれます。
その潜在能力を引き出すには、教育・訓練が必要です。

私は、研修講師が主業務ではありませんが、ご依頼があった場合、可能な限り当該業務をお受けしています。
それは、中小企業の社長さんや企業内で意欲を持つ方に、リーダーシップ力を磨いてもらいためです。

また、中小企業の社長さんにとって、リーダーシップを持つことは今後の企業経営に必要な資質の一つとして考えているためです。

リーダーシップとは、以下の通りと考えています

1.組織・プロジェクト運営能力
コミュニケーション、人事運営、プロジェクト運営などの能力

2.業務実務能力
専門知識や実務実行能力

3.一般常識力
業界全般の知識や社会、世界の動きに対する知識

4.前向きで積極的な姿勢
新規性に富み、環境要因を変えられるなど、柔軟に考え・行動できる能力よ人間的な包容力


リーダーシップは、座学では自分のものになりません。仕事を通じてOJT(On-the-Job-Training)方式で体験しながら行うことにより身につきます。
私が次世代社長の育成支援を行うときは、OJT方式で行い、私自身が「先輩や鬼上司」の役割を受け持ちます。


集団研修ではOJT方式での実施は出来ませんので、事例を用意して双方向のワークショップ形式でグループディスカッションをしながら、疑似OJT体験をしてもらいます。
この疑似体験からリーダーシップに対する「匂い」を感じて取ってもらうことを狙っています。

よろしくお願いいたします。

グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本 雅暁


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