菅政権への期待;雇用以外の補助金施策早期実行で新事業開拓支援 [ベンチャー・中小企業支援]
2010年9月18日
皆様、
こんにちは。
グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本 雅暁です。
9月17日、菅改造政権が発足しました。
菅さんは、経済活性化を最優先課題と言っています。
ベンチャー・中小企業を支援する立場から、菅新政権への期待について述べます。
以下の政策を即実行して頂きたいと考えています。
1.事業税の減税
15~20%減税して、ベンチャー・中小企業が投資に回せる資金の確保が出来るようにします。
2.開発などの新規投資に対する無税
1項と同様に、ベンチャー・中小企業が投資する意欲を引き出す効果を狙います。
3.大幅な規制緩和
介護、医療、農林、環境・エネルギーなどの分野で、ITなどを活用した新規事業展開を容易に行えるように参入障壁をなくすようにします。
民は、参入障壁がなくなれば、創意工夫して新成長分野に自然に入ってきます。
4.雇用以外の補助金施策の充実
補助金の魅力は、返済する必要のない事です。
融資は、現在の金融機関の実施方法では担保確保重点に行われており、技術力があっても担保物件がないベンチャー・中小企業では活用できません。
金融機関が技術を目利きして、有望なものには担保なしで融資できるようになるまで時間がかかると考えています。
短期的に有効な施策は、補助金です。
ものづくりや新連携などの既存の施策を充実して、早期に実施する事を期待します。
補助事業は、単なる開発行為に対するものではなく、販路を開拓し、海外に輸出するようなグローバル展開を行う企業を対象にします。
一社では出来ませんが、複数の企業が連携して行えば実行可能になります。
有望な技術を持っている企業と、販路を持っている企業などが連携を組んで、アジアなどの新興国市場に売り出せる事業環境構築の補助金施策を期待します。
勿論、ばらまきではなく、きちんと審査されて実行可能な事業のみを対象にする補助金です。
これは既存の仕組みをそのまま使えば、厳正な審査が行われ、有望な事業に対して効果的に使われると考えています。
よろしくお願いいたします。
グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本 雅暁
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