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情報収集のチェックポイント・やり方について [情報調査]

                                                     2010年9月16日

皆様、

おはようございます。
グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本 雅暁です。

昨日、ブログにて「調べる」ことについて書きました。
本日は、その中の情報収集について述べます。

「情報収集する」ことは、統計調査結果や、会社や業界団体のWebサイト、調査報告書、新聞記事などから、情報を集めることです。

情報の収集先について説明いたします。

1.政府統計(国、自冶体)

業界全体の出荷数量・金額や、事業者数などの統計データを見れます。
見るときには、各データの定義について確認する事が必要です。例えば、『生産数量』と『出荷数量』の違いなど。

市場全体、或いは、業界全体の規模や傾向を見れます。
データ自身は、国や自冶体のWebサイトから見れますし、ダウンロードできます。

2.業界全体の統計・資料

自動車や電気電子機器などの業界団体がまとめている統計・資料で、業界固有の詳細なデータを入手できます。
このデータも殆どの場合、業界団体のWebサイトからダウンロードできます。

また、業界団体の図書館から、Webサイト上にはない数量以外の定性的な情報が書いてあります業界紙を閲覧できる場合があります。

3.民間調査会社の市場調査レポート

基本的には、有償です。
業界、市場、企業、商品・サービス、顧客などについて、詳細に調べてあり、将来の市場動向・予測についても書かれています。

調べる項目がはっきりしている場合、ピンポイントで必要な情報を入手可能になります。
但し、最新のレポートが無い場合もあります。
また、調査会社により、レポート内容の質的な差がありますので、どの会社のレポートを使うかについて注意する必要があります。

4.新聞・雑誌記事

最新の情報を得る事ができます。
日経や朝日などの全国紙や大手企業が発行する雑誌や、業界団体や第三者機関が発行している新聞・雑誌が対象になります。

記事の内容に偏りがある場合がありますが、即効性に優れ、最新の情報を入手できる事が魅力です。

5.図書館

国会図書館やJETRO(日本貿易振興機構)図書館;ビジネスライブラリー、或いは業界団体の図書館などで、雑誌や書籍、各種調査レポートを閲覧できます。
Webサイトに保存している書籍などのリストが閲覧できますので、読みたいものが見つかったら、図書館に行って内容を読んだり、コピーを取る事が可能です。

6.インタビュー・面談・ヒアリング

1~5項までの情報・データを『2次データ』と言います。この言い方は、加工されたデータを意味しています。
この『2次データ』から得られない情報や補足する必要がある場合、業界や市場を良く知っている人から直接聞き出す方法があります。

この情報を『1次データ』と呼びます。人から直接聞ける情報から聞けるものであるため、このような言い方をします。

限られた時間内に聞く必要がありますので、『2次データ』から調べた事に基づいて、質問事項を良く事前検討して行う事が重要です。

よろしくお願いいたします。

グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本 雅暁


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