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『退散せよ! 似非(エセ)コンサルタント』について [ビジネス書紹介]

退散せよ! 似非(エセ)コンサルタント

退散せよ! 似非(エセ)コンサルタント

  • 作者: 船井幸雄
  • 出版社/メーカー: フォレスト出版
  • 発売日: 2010/06/28
  • メディア: 単行本

                                                  2010年8月15日

皆様、
こんにちは。グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本 雅暁です。

本日は、最近読みました『退散せよ! 似非(エセ)コンサルタント』について述べます。

本書は、船井総研を作りました、船井幸雄さんが書かれたものです。

船井さんは、多くの書籍を出版されていますが、私は今までどの本も読んでいませんでした。
知人から本書を紹介され、経営コンサルタントを職業としている人ならば、一読する価値があると言われ、また、本のタイトルが刺激的だったので購入し読みました。

確かに、経営コンサルタントを経営者或いは企業を支援するプロフェッショナルとしてとらえる見方は、ご自身の経験に基づいて作られており、全て自分の考え・言葉で語っている内容に迫力を感じました。

私もそのような経営者支援のプロフェッショナルになりたいと考え、日々努力し勉強し続けていますが、まだまだ努力の仕方が不足していると考えさせられました。

私が、本書籍の中で強く印象に残ったのは、以下の部分です。

◆最低でも一万件以上のコンサルティング経験がないと一人前とは呼べない。

◆重要なのは、第一に経験、加えて仕事に取り組む姿勢

◆クライアントができないこと、やりたくないことを、強要してはならない。
トップにコンサルティングの方針を受け入れてもらった後で、社員たちを納得させるためのデータ制作に入る。

◆超プロの五条件
・難しいときは単純。簡単な方法がいい
・直感はほとんど正しい
・実体験が最も力をつける
・足跡や前例は会得しておいてふだんは忘れておく
・準備は充分にしておく

◆素直さと好奇心が超プロへの入り口

◆コンサルタントに学歴、資格は必要ない。

◆外来の経営理論など何の約にも立たない

◆現場にでなくなったら社長は終わり

◆会社の命運は99.9%までトップで決まる

◆クライアントに関する学習の三つの段階
 クライアントの業界
 会社やその組織
 本人

◆共感力が大事

◆あなたはクライアントのために死ねるか

◆企業はトップの器以上に大きくならない

◆経験から得た能力が直感力を養う。
・第一要素=無意識のパターン分析;似たようなケースを数多く経験すると、それが過去に認識したパターンと合致するか、或いはそこから分化したものかを感じる能力が高まるため、新しい事象に出会った際にも無意識に次の行動を決定できる。

・第二要素=その決定がどのように展開していくか;結果を想像する
・第三要素=類似物を特定する能力

◆マクロに全体をみて確実にミクロに行動すること

◆コンサルティングは人間対人間の仕事

◆7つの成功法則
1.基本的に正攻法しかやらない。経営の基本は、原理原則、時流対応。
2.理論以上に実務に強くなる。
3.常にプラス発想
4.一日も早く働き続けることの楽しさに気づく
5.できる経験はなるべくしてみる
6.長所伸展の法則に徹する
7.24時間フル対応の覚悟で仕事をする
 
◆本物を定義づける要素
・付き合うものを害さない
・付き合うものをよくする
・高品質で安全。安心
・単純で万能
・経済的である

◆原点に戻れば現状の打開策がみえてくる


改めて自分自身への戒めとして、本書を枕元に常備しておこうと思います。
経営者にとっても参考となる良書です。

よろしくお願いいたします。

グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本 雅暁


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