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中小企業は海外市場展開要員の人材育成を行おう [研修講師]

                                                            2010年8月9日

皆様、

こんにちは。
グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本 雅暁です。

何度か書いていますが、中小企業にとって売上拡大を図るには、海外市場へ展開する必要があります。
今すぐ、海外で事業展開しなくても、代理店を活用しながら海外市場に輸出する事は可能です。

将来、海外市場で事業経営する事が出来る段階になった後に、順次、海外工場の設立や、海外の販売拠点づくりを行えば良いと考えています。

先ずは輸出で海外市場の動向を探り、顧客の利便性などを考慮しながら海外での事業展開の方法と時期を決めれば良く、ステップバイステップで一歩ずつ行っていく事が肝要です。

この時に重要な事は、海外市場向けの人材の育成です。
輸出を始めるときから、少人数で良いので、将来、海外で事業展開する時の人材を確保・育成する必要があります。

人材の育成・確保は、短期間に出来ません。
色々な経験を積んでもらって、海外で事業展開した時の工場長や営業のトップとなって活躍してもらう必要があります。

この為には、経験を積んで、ビジネススキルを磨く必要があります。
OJT(On-the-Job Training)方式で育てていく方法が確実です。

中秋企業の場合、十分な経験を積んだビジネスマンを雇う事は難しいのが一般的です。
若手を育てていく方が確実なようです。

自社では、十分なOJTが出来ない場合は、各種支援機関の応援を得て、自社社員のビジネススキルアップを行ってもらうのも一つの方法です。

ビジネスノウハウの学習では、下記のような事項について取得します。
・貿易実務の学習
・経営実務(経営数字や経営管理などの手法など)

例えば、貿易実務の学習は、JETRO(日本貿易振興機構)で行っている研修で学べます。
その他、色々な教育コースが用意されています。

もう一つ、大事なことは、仕事を通じてスキルアップしていく事です。
自社に先輩がいない場合、海外貿易開発協会(JODC、東京都中央区)のような機関から派遣される専門家や、経験豊かな経営コンサルタントを通じて、ある期間共に仕事をしてもらいながら、OJT方式で育ててもらう方法があります。


何れにせよ、海外市場に売って行くんだと決めた段階から、海外要員の育成を意識的に行っていく事が極めて重要です。

なお、私も海外経験がありますので、海外要員育成のお手伝いが出来ますし、現在もご支援しています。

よろしくお願いいたします。

グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本 雅暁


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