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開発、新規事業立上・事業拡大の為の補助金・助成金を活用しましょう [補助金・助成金・融資制度]

                                                       2010年7月22日

皆様、
こんにちは。
グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本 雅暁です。

私は、経営コンサルタントを生業としています。
得意分野の一つが、ベンチャー・中小企業の起業、事業化、新規事業立ち上げの支援です。

具体的には、事業化プランや事業計画作成、連携の推進、M&Aの実行、海外を含む販路開拓などを支援しています。

多くのベンチャー・中小企業は、資金を持っていません。
新規事業立ち上げには、資金を必要とします。

資金調達には幾つかの方法があります。
公的機関や金融機関からの融資、ファンド会社からの投資および公的な補助金の活用です。

本日は、補助金について述べます。

1.補助金の特徴

公的補助金は、返済する必要はありません。
補助金は、申請した案件の処理やプロジェクトが終了した後に、支払われますので、プロジェクトを行っている期間中に必要な資金は、自己調達します。

公的補助に採択された事を証明する書類を見せる事により、多くの金融機関は資金提供をしてくれます。
補助金の支払い後に、金融機関に借りたお金を返済できます。

2.補助金を獲得するには

補助金を受けるには、ユニークな技術やアイデアなどを持っている事が、採択の基本条件の一つになります。。
国や自冶体は、技術開発、技術の実用化、新規事業立ち上げ、経済の活性化などの目的で各種補助施策を決めて実施します。

企業は、ユニークな技術やアイデアを持っていたとしても、補助施策の目的に合致しなければ採択されません。

各補助金施策には、募集要項があります。
この募集要項に、当該施策の目的や期待する効果、審査ポイントなどが記載されています。
募集要項を良く読み込んで、自社の事業や案件が当該補助施策に合致するかどうか見極める必要があります。

3.最新補助金施策情報の獲得

補助施策は、通常、発表された後に1カ月くらいで締め切られる事が多いので、常に最新の支援策情報をウオッチする必要があります。
私は、「中小企業基盤整備機構 J-Net21」が運営している下記サイトを何時も見ています。
http://j-net21.smrj.go.jp/headline/index.shtml

上記Webサイトで公的な補助金施策の把握が可能です。

4.事業計画と審査

補助金を獲得する為には、募集要項に従って「事業計画書」を作成し、提出して審査を受ける必要があります。
審査は、大体、書類で行いますので、事業計画書を如何に判りやすく書くかが重要です。

理解しにくい事業計画書は、審査員に読んでもらえません。
競争率は、10倍から20倍くらいと言われていますので、事業計画書の良しあしで採択されるかどうか決まります。

5.プロジェクト管理

採択後は、開発などのプロジェクトを事業計画書通りに行い、成果を出す必要があります。
プロジェクト管理も大事です。
きちんと実行して成果を出さないと、補助金が出ない可能性もあります。

6.専門家の活用
自社のスタッフだけで補助金獲得のための事前準備や採択後のプロジェクト管理を行う事が難しい場合、経営コンサルタントなどの専門家を活用する方法があります。

ちなみに、私の場合、現在、数社の補助金や融資を含めた補助施策に関する活動支援を行っています。


よろしくお願いいたします。

グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本 雅暁


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