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7.他社との共同設計の展開;(6)当該部品の設計評価方法 [アライアンス先の選定実施]

                                                                 2006年9月21日

今回は、設計期間の短縮を目的にした部品の共同設計の連携先候補選定を例にとって (C)当該部品の設計評価方法 のポイントについて述べます。

相手先と、部品の共同設計のロードマップ(スケジュール)を検討・策定するとき、共同作業の成果を評価し、作業の進捗度、設計作業の方向性や方法などの確認を行うためのステップを設けます。

この共同作業の成果を評価するタイミングは、設計活動の途中と最終成果物が出たときになります。

途中経過で行う設計評価の回数は、設計期間の長さと複雑さで決められます。通常のケースでは、多くて3回位までです。

この途中経過で行う評価と最終成果物が出たときの評価について、事前に双方の共通理解のもと、評価方法やその結果に基づく対応方法をロードマップ策定時に明確化しておきます。

この評価結果に基づいて、それまでの設計作業の成果や今後の作業の進め方の検討・確認を行ったり、最終成果物の確認を行いますので、この評価方法やその結果に基づく対応方法についても、2006年9月9日付け (3)連携先との共同プロジェクトの活動方法や注意すべき点 で述べました"覚書"に盛り込みます。

設計途中での評価結果によっては、共同作業の方向性や、作業自体の存続について影響が出ますので、設計評価方法 について明確化しておくことが必要です。

最終成果物の評価結果に基づき、共同設計作業の成果が目標通りになったかどうか判断されますので、この評価方法についても双方の共通理解のもとに、明確化しておくことは肝要です。


次回は、(D)設計コストの分担 について述べます。


今回の記事について、ご関心或いはご質問がある方は、私まで下記アドレスにeメールにてご連絡下さい。

 bzsupmy@nna.so-net.ne.jp

私は、すぐにはご回答出来ない場合もありますが、24時間以内にはご連絡します。

よろしく御願いします。

以上、


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